求人ストーリー清掃
次の職場は駅の清掃です。ちょっと抵抗あったんですけどね~。だってやっぱりほら、朝のラッシュとか大変そうじゃないですか。ただ思いの外高時給でチャレンジしてみようと思いました。カネです、やっぱりカネ。どこまでいっても銭をもらえばなんでもできるのです。えっ?説得力がない?大丈夫、今回も期待を裏切ってみせます。
さて、面接は簡易なもので人手不足、というか年齢層が高いこともあり、若いというアドバンテージだけで面接に合格してしまい、次の週の月曜日から仕事開始の運びとなりました。現場への移動は電車です。そんなに意識したことはないけれど、駅には結構なゴミが落ちているとのこと。それらを綺麗に掃除するのが僕らの仕事。
入ってみてびっくりしました。せからしい!時刻表を持たされて、二本後の普通電車までの時間に片付けてくださいというものです。なるほど、駅から駅へ移動するのはやはり電車しか無いのですが、時間に限りがある上にペットボトルや缶コーヒーの飲み残しなど臭いのキツイごみを片付けるのはかなり骨です。長いトングみたいなのを持って、駅で吸った煙草の吸殻からアイスの棒まで、ゴミの種類は多種多様。2つ目の駅のあたりでへばって煙草を吸って「やってらんねー」とぼやいていたら先輩のオバちゃんにこっぴどく怒られたので、普通電車ではなく新快速で自宅に帰ってやりました。全ては次の転職のために。ね?今回も見事に期待を裏切ったでしょ?